2019年7月の馬場葡萄園ーでっかくなって色づき始める

葡萄今月の様子

2019年7月の馬場葡萄園の様子です。(現在研修中)

7月の天気

今月の長野県小布施町の天気は、曇りの日が多かったです。
毎日のように雨が降る・降りそうな天気でした。

でも意外と、雨の量は平年並み気温も平年並み
日照時間が少なかったですね。

暑かった去年の7月と比べると、
かなり過ごしやすかったです。

でも葡萄にとってはもう少し晴れ間が欲しかったところ

 

ここまで順調葡萄は育っています。
平年よりも粒は大きくなりそうな勢いです。

7月の葡萄の成長は?

今月の作業は摘粒(てきりゅう)袋かけがメインでした。

 

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摘粒(てきりゅう) 一番時間のかかる作業 これが最終的な房の形を決める大事な作業 房の形だけなら良いんですけど、 粒の大きさや運搬性にも影響してきます キレイな房形を目指して摘粒しますが、見た目を良くするだけの作業ではないんですね これを1分に2房 1日に1000房はやりたいところ 丁寧にやらないといけないですが、ゆっくりしているヒマはなし #摘粒 #翠峰 #馬場葡萄園 #ぶどう #葡萄 #農園 #葡萄園 #農業 #新規就農 #農家 #杉山スクール #スキー #スキー教師 #長野県 #小布施町

馬場葡萄園in長野県小布施町さん(@baba_budouen)がシェアした投稿 –

葡萄って売っている状態の形を見ると、どれも同じ大きさ粒数に見えますが、
自然のこの大きさになるわけではないんです。
すべて人の手によって、超細かい作業をしてみなさんが知っているあの葡萄になるのです。
放置すると何百粒もついた小粒葡萄になってしまうと思います。

品種によって少し変わりますが、30~40粒にハサミや手で調整しています。
このインスタの写真だと70粒を32粒まで減らしました。
これを全房やるので、かなり大変です。。。

この摘粒という作業が葡萄栽培の一番難所かなと思います。

 

それが終われば袋かけ
誰が見ても袋がかかると風景が変わるので、大変な作業だと思われるかもしれません。
私も以前は一房ずつ袋かけるの大変だなと思っていました。

でも実は楽勝です。摘粒と比べると数倍のスピードでサクサク進めることが出来るので、楽勝なんです。葡萄栽培にとって、「袋かけ=楽勝

でも急いでやりすぎて、手首が超痛くなった。。。
同じ作業を一日中やって痛めるなら、途中で違う作業に切り換えないといけない。
他にもやることはあるので。。。。

よい失敗例が見つかりました。来年以降に活かします!

 

#定房観測

先月も紹介しましたが、ツイッターでこのハッシュタグ(#定房観測)で同じ房の写真を撮っています。

6/17から7/24までの様子をスライドショーにしたのもあるので、ご覧ください。

ちなみに7月31日の定房観測している葡萄はこれです↓
葡萄

 

7月下旬はこの袋かけも終わり、平和な時期になってきました。

5月から始まった忙しい時期も終了。
振り返るとあっという間だったなぁ~。

急に忙しくなって、急に暇になるのが葡萄栽培ですね。

来月は葡萄農家にとって、休養できる月です(たぶん笑)

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