農家になるのに「勇気」はいらなかった

園主の想い
  • 「よく農家になろうと決断できたね」
  • 「勇気あるね」
  • 「思い切ったね」

って言われるんです。

 

これらは、
もともと農家でない私に対して、多くの人からいただく言葉です。(これを書いている2019年8月現在まだ農家ではなく研修生ですが、、、)

でも私自身は農業をやろうと決断したことに特に思い切ったという感覚はないんですね。

今までの人生で決断してきたことに比べると、特に思い切ってないです。むしろ慎重になってるぐらいです。

 

なんか自然な流れでこうなったって感じですね。自然に引き寄せられたような感覚です。

 

でもやはり周囲の人からしたら、思い切って挑戦しているように見えるようです。

 

これまで、大学も農大を出たし、農業に関連する会社に勤めていたこともあるので、「農業」とのかかわりはあったので、結果的にそこは一貫しているのかなって思います。(あくまで結果的にです)

でも昔から農業やりたいっとは思ってなかったんですよね。
っていうかハードル高過ぎてムリなんだなって無意識的に思っていました。

 

しかしたまたま家庭菜園出来る環境ができたり、たまたま良い師匠に巡り合ったりしてたら農業やるのが自然な流れになったんです。

 

もちろん、自分で決断したことですが、今の師匠に背中押されたような感じもしたんです。(背中押してくれるタイプの人ではないのですが、、、)
葡萄農家として食っていけるだろうという計算も出来たので、ならやる今しかないなと。

 

他にやりたいこともないし、、、っていうか初めてやりたい仕事が見つかったって思いました。そして自分に向いているなと感じたんです。

あと農業と言ったら冬が暇ですが、たまたま(?)冬だけ忙しくなる仕事をしていたので、もう農業は最適だなと!!!(ホントは逆で、冬忙しい仕事していて、たまたま農業に出会った)

 

自然の流れで、農業に出会い、
いろいろなものがつながって、今にたどり着いた感じです。

 

ホントにやりたいなってものに出会ったら勇気も何もなく決断できるものですね。

2019年8月

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