「芽かき」春に新しく出てきた芽の一部を取っちゃうのが秘訣

巨峰 芽かき栽培について

5月に行う芽かきっていう作業があります。

 

その名の通り、芽をかくんです。葡萄だけじゃなくて、他の作物でも芽かきってありますよね。

 

葡萄の芽かきはこんな感じです!!

 

 

写真①発芽しました。

シャインマスカット

これ(↑)が4月下旬に出てきた新しい「芽」です。

新しい「芽」はだいたい10センチとか15センチとかの間隔で出てきます。

 

新しく出てきた芽をすべて使うのではなく、いらないのは落とす(かく)んです。

要は、いらない芽をかくことを「芽かき」と言ってます。

 

言葉で説明するとそのままじゃんって感じピンっと来ないかもしれないので、写真見て下さい。

一発わかります↓

 

写真②↓ 芽かき前

巨峰 芽かき

 

 

写真③↓ 芽かき後

巨峰 芽かき

もちろん同じ枝ですよ。

すっきりしたのがわかりますよね。
根元からポキポキしていきます。

こういうのもとります↓
葡萄 芽かき

(すっきりして、整理された感じになっていくのが、私は好きです。整理整頓は得意な方なので。。。)

 

えっ、こんなに取っちゃっていいの?って思いました?
そもそもなんで芽かきなんてするのでしょうか?

 

①すべての葉っぱにちゃんと光があたるように
②今後作業しやすいように、新しく出てきた芽の勢い(長さ)をそろえる

 

①果物って「葉っぱ命」みたいなところがあります。
葉っぱにちゃんと光が当たらないと美味しい葡萄は出来ないんですよね。

光合成出来ないと美味しくならないんです。

枝・葉多すぎて光当たらなくなるのはダメです。多ければいいってもんじゃないんですよね。

だから必要以上の芽はかきます。

 

②あんまり勢いの弱い芽はかいていきます。

成長が弱い(遅い)のは花咲かなくて実つけないのもあるし。他の枝と成長スピードが違うとあとで作業が面倒になったりするので。。。

他の枝も同じぐらいの長さにそろえたいんですよね。

 

 

芽かきする理由を一言でまとめると、
⇒「芽かき」しないと美味しい葡萄にならない

 

美味しい葡萄を作るためには、いらないものは落とす。これが大事なんですね!!

 

 

年間の葡萄作りの流れはこちらへ→葡萄が出来るまで

 

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