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農家としての1年目ー2020年を振り返るー

2020年
農家になって一年目が終わりました。

この一年を振り返ってみます。

 

果樹農家の一年のスタートっていうのは、収穫が終わった次の日からです。
(その日からせわしなく働くってことではないですが)

 

 

畑の契約とか農協さんの手続きとかは4月からなので、正式には農家と名乗っていいのは4月からでした。

ただ実際は2019年の11月ごろから自分で畑の手入れしていたので、その時がスタートです。

 

最初に剪定(せんてい)からスタートです。
葡萄にとって剪定命みたいなところがあります。

剪定って簡単に言うと、枝を切る
それだけです。

 

どの枝をどこで切るのか、それだけです。

 

でも来年とか再来年のことも考えてかなり頭を働かせて行います。
(個人的には一番楽しいです)

ここは結果的にそこそこ上手くいったと思ってます。

 

そして、4月に芽が出てきます。

ぐんぐん伸びて6月・7月が繁忙期です。忙しい時期も大きなミスなく意外とスムーズにクリアしました。

(春・夏の栽培期間中のことは一つ前の記事にざっと書いてあります。)
2020年 収穫直前 ここまでを振り返って

そして収穫開始です。

8月27日に初収穫、最後が10月12日でした。

 

今年の葡萄の出来を一言で言うと、「良い物もあれば悪い物もあり
中途半端な表現ですが、こんな感じです。

 

巨峰はこんな感じで見た目通り美味しく出来ました。

 

長野県生まれのナガノパープルは美味しいのは抜群に美味しかったですが、失敗多発

 

シャインマスカットは緑もあれば黄色もありで、いろいろでした。
それぞれ微妙に違った美味しさで、好みは人それぞれです。

黄色い方が甘いです。甘すぎると感じた方もいらっしゃったかもしれません。

 

 

一年目の今年、特にナガノパープルは不出来なものが多くなってしまいました。

さらに失敗してしまったナガノパープルは、この畑に出没するハクビシンに無償提供しました。。。

 

今年葡萄を買っていただいた方は意外に感じるかもしれませんが、こういう失敗した部分も結構あったのです。

 

予定よりも少し少ない収穫量となってしまい、残念な部分はありましたが、災害もなく無事最初の年が終わりました。

 

皆様応援していただきありがとうございました。

 

既に来年に向けて、準備は進めています。

来年は新しい品種が増えたり、あの品種が増産できるかもしれなかったり、、、、

2021年の葡萄を楽しみにお待ちくださいませ。

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